ふたごは1歳間近になると、歩けるようになりました。
ハイハイや伝い歩き、そして手をつないで歩けるようになると、公園で遊ぶ時間も砂遊びだけでなく、遊具にのぼったり滑ったりと活動的でした。
生後7か月頃の動画を見ていると、声を出して「うー」「あー」と喃語の前段のような発音も出ています。
今回は、そんなふたごの離乳食や日々の遊びなど、日常生活について、詳しく振り返っていきます。
ふたご生後7か月~1歳
ふたごの体の成長や離乳食の様子を紹介します。
涙の離乳食作り
今でもよく食べるのですが、離乳食作りがスタートして、まずは「おもゆ」というお粥の上澄み液をスプーンで口に入れて、飲み込むか!?!?
みたいなことをしばらくした後、
徐々にペースト状のものをスプーンで食べさせていました。
そして、野菜を煮たときの汁を飲むようになると、つぶした人参やお味噌汁の味噌をとく前の豆腐をつぶしたものなど、いくらでも食べました。
交互にそれぞれのスプーンで食べさせていて、その頃は食器や飲み物の容器も別々に準備して、共有することがないように気を付けていたのですが、
たまに「あれ?どっちのスプーンだったっけ?」となることも、それはそれは普通にありました。
ふたごはあまり市販の売っている離乳食を食べなかったので、多めにつくって冷凍して、食事を準備していました。
それでも、1回食の頃はよかったのですが、2回食、そして3回食になったときに、
自分たちで手でつかみ食べやスプーンを持ちたがるようになりました。
毎日がふたごの離乳食準備や食事、食後の食べ散らかした後の服やテーブルや椅子や床掃除で明け暮れるようになり、足りないと泣いたり取り合いになったりするのと、食後に授乳やミルクもあげていて心身ともに疲労が蓄積したんだと思います。
3回食になったときに、
「もう食べすぎだから。作るの追い付かないし。片づけるのも毎回すごく大変で、めんどくさいし。これがいつまで続くんだろう・・・」
と、涙があふれて止まらない日があったのを覚えています。
ひとまず、ブレンダーで追いつかなくなっていたお粥のペーストも、お粥やごはんが食べれるようになると、ずいぶん楽になりました。
そして、食事中に持ってるだけなのに落とす度に消毒が必要なスプーン&フォークも、少しづつ使えるようになり、、
我が家のエジソンの離乳食用スプーン&フォークは、何本も増えていきました。
その頃から、食洗器も大活躍でした。
ミルクで使用した哺乳瓶や
離乳食用の食器やマグマグ
などは、水でかるくゆすいで食洗器にかけて、洗浄後の自動80度消毒の機能を利用して消毒していました。
高速ハイハイ
ふたごは生後7か月ちょっとでずりばいのような、ハイハイができるようになっています。
ハイハイができるようになると、私の後ろを追いかけてくるようになりました。
この頃から、私はトイレやお風呂のドアも開けっ放しで、ハイハイで移動するふたごがどこにいるのか気配を感じ取れるように、玄関の敷居から落ちたりしないかとか、一瞬も気が抜けなくなっていました。
しばらくして、元大工だったふたごの曾祖父が玄関に柵を作ってくれて、ほっとしたのを覚えています。
お座りができるようになる
ふたごは生後8か月頃の動画では、お座りをしています。
コロコロと寝返り&ハイハイを駆使して、移動している可愛い姿は、記憶の片隅にあるようなないような・・・
ふたごの幼い頃の記憶は、思い出そうとしてもよく覚えていないものです。。。
なんでも口にいれる
なんでも口にいれてみる、ふたごの様子がありました。
テレビ台をかじっています。
テレビ台はつかまり立ちするのにも便利でした。
よだれだらだらで、いつもよだれかけをしていて、毎日何枚も取り換えていました。
名前を読んだら振り返っている
この頃はたくさん動画をとっていて、私が名前を呼んだら、ふたごは振り返って笑顔で寄ってきています。
目線もあっているように感じます。
つかまり立ち
生後10カ月頃にはつかまり立ちをしています。
空気清浄機につかまり、コンセントを抜こうとしたり、空気清浄機が真っ赤になっていたり・・・
喃語のような発語
喃語の前段の母音を「あぁー、うぅー」や唇で「ぶー」「ぶぶぶー」と音をだしたり、
生後10カ月頃、ふたりでおもちゃを取り合って喧嘩をしている動画では、
大きなこえで「うぁー」と威嚇したり、取られて「あぁぁー」と怒って私のところに寄ってきたり、勝ち誇ったようにこっちを見ていたりと、コミュニケーションとってるんですよねぇーーーー
1歳誕生日
この日は、夫の実家で義理母がご馳走を作ってくれて、ふたごの曾祖父たちや夫の叔父叔母も招いてのお祝いをしました。
餅ふみ
1歳の誕生日には、私の実家からたくさんのおもちゃと絵本の贈り物が届きました。
そして、夫の実家で2つの誕生ケーキに1本ずつロウソクを立てて、お祝いしました。
1歩2歩と、歩けるようになっていたので、餅ふみもしました。
大きな、ピンクのお餅と白いお餅をついていただき、その上にじーじの編んだ藁草履をはいて手をつないで立っている写真が残っています。
何を選ぶ!?!?
ふたり一緒にハイハイレースのような状態から、
まずは次男が真っ先にハイハイして電卓と絵本を選んで、
長男は、嬉しそうにみんなの顔をみながら、次男が動いて選んだ様子を確認して、ゆっくり周囲の大人たちを確認しながら金づちを選んでいます。
次男は、長男が金づちをもった瞬間、傍を離れるという連携プレーをみせています。
今でも、長男は慎重派なので、この頃から変わってないなぁ~と感慨深い気持ちになります。
1歳~1歳6カ月
1歳前後の遊びかたや行動について、1歳半までの振り返りも含めて紹介します。
家での過ごしかた
歩けるようになったふたごは、とても活動的になりました。
天気が良いと庭に出て、シートを敷いて、外でご飯を食べたり、土や庭のクスノキや椿の枯れた木の実を拾ったりしました。
家の中から網戸越しに庭を見ていて、網戸が外れて、長男が落ちたこともあり、掃き出し窓には柵を設置したこともあります。
昼寝の時間も重ならないことも多く、お昼ごはんが終わったら、無人市の野菜チェックがてら車でドライブをして、ふたごが眠ったら家に帰って布団に寝かせる…
という、布団に移動する際に起きてしまう確率が非常に高いが、ふたごが寝たまま布団に移動できたら一緒に眠ることができるという最高のシチュエーションを実現するために、頑張っていた時期もあります。
一番最悪なのが、ふたごのどちらかが昼頃に寝ずに、夕方遅くに寝てしまった場合、私はふたごと一緒に寝ることもできず、起きてる片方のふたごを抱えて、大人の食事の準備やお風呂準備をしなければならず、しかもふたごの夜寝る時間もかなり遅くなる…という状況でした。
家事や育児をするうえで、母親が穏やかに過ごすことは子どもにとってとても大切なことなのですが、その母親の心の平穏を維持するためには、睡眠時間を確保することが何よりも大事です。
おススメおもちゃ
- アンパンマン・プレイジム
- バンダイ ベビラボ アンパンマンシリーズ
- ブランコ付きジャングルジム
- 「絵本」自分でめくったり、私が読んだり
- 家の中で乗る、足でこぐ車
公園での遊びかた
自由に走り回ることもあるけど、しっかり大人やお互いがどこにいるか意識して、ついてくる様子が映像にのこっていました。
帽子は頭にのせてもすぐにぽいっと外してしまいます。
次男は細い棒が好きで、どこに行っても木の棒のようなものをみつけて握っていました。
滑り台を反対から登ろうとしたり、砂場で砂をつかんだり自分の足や靴にかけてみたり…
自由に遊んでいます。
この頃、たまに砂場に水をくんで遊んでいる少し大きい子どもたちがいると、ふたごはそこにまっしぐらに行き、服も靴もふたごも泥だらけになるので、要注意でした。
そして、家の中でふたごを抱っこするだけでなく、夫の実家やどこに出かけるにも、ふたごの着替えとお菓子と水分を持参し、荷物もすごい量で、使用済みのオムツも持って帰る必要があったので、家の中だけでなく、外出時の行も帰りも「ふたご+荷物」という常に何かを抱えている状況が続き、足の両親指が関節炎になりました。
指差しをしない
ふたごをひとりずつ抱えて、義理母と広場で夕日を見ていた時のことです。
とても綺麗な夕日で、空の淡い水色と夕日からの強烈なオレンジ色が混ざって、水平線と山際に燃えるような太陽やオレンジ色が沈んでいくという素敵な景色を見ながら、ふたごに「ねぇ、見て!夕日がとても綺麗だよ」と話しかけたことがありました。
どんなに夕日を私が指さしてこっちだよと説明しても、ふたごは別のことに気を取られて、夕日を見ようとしませんでした。ふたご自身も指差しをしなかったのです。
今思うと、この頃から、私の中で、ふたとの成長に対して「あれ?」という疑問が心の中に生まれていきました。
1歳半までの生活を振り返って「良かったこと」
自分自身で振り返って、取り組んで良かったことを紹介します。
シャワーキャップは使わない
これは顔に水がかかるのに幼い頃から慣れておくという意味で、良かったです。
歩行器は使わない
この頃も、義理実家の両親はふたごを大切にかわいがってくれていて、歩行器を2つ買おう!と意気込んでくれたのですが、何かの本で、腰がすわる前(自力で座れるようになる前)に歩行器を使用すると将来的にヘルニアや腰痛もちになるという記事を読んで、お断りしました。これは、正直どんな影響があったのか分かりませんが、たくさんたくさんハイハイして、筋力を鍛えた我が家のふたごは、自閉症児に多いとされている体幹の弱さはありません。
ドライヤーを使う
これも感覚過敏から、ドライヤーの大きな音は今でも苦手なふたごですが、幼い頃から使用していたため、短時間の使用なら今もできます。幼い頃から利用する習慣がよかったと感じています。
歯磨きは少しでも自分でもたせる
感覚的な刺激に敏感な発達障がい児の育児おいて、歯ブラシでの歯磨きが苦手な子は多いと思いますが、幼い頃から自分でもたせる習慣があると、大きく成長していく中で、電動歯ブラシを自分で使用できるなど、習慣というものはとても大切なのだなぁと感じるこの頃です。我が家のふたごは、長男は電動歯ブラシで自分でもって磨き、私が仕上げ磨きをしますが、いつの間にか次男は自分で持たなくなっていて、私が歯ブラシを毎日しています。
自分でもって磨いてほしいものです。
色違いの服は、色を決めて着せる
ふたご特有のことなのかもしれませんが、我が家には色違いの服やお揃いの服がたくさんあります。お揃いの服はどっちを着てもサイズも一緒なので構わないのですが、色違いの服は幼い頃から色を固定して長男はグリーン系、次男はブルー系と決めて着せていました。
幼稚園に入園した時、たくさんの着替えを持たせる必要があったので、準備していると、先生からの連絡帳に「ふたごに色違いの服を間違って着せると次男が怒って泣きました。やっぱり自分の服をわかっているんですね。」という記載がありました。
そして、お友達や周囲の方からのふたごの認識も、服の色をみていることも多いという事実もあり、色違いの服を着せるときは、固定したほうがいいです。
たくさん絵本を読む
私はもともと本が大好きなのですが、絵本に関しては、ふたごが産まれて子育てしていく中で、たくさん出会いました。
「しろくまちゃんのほっとけーき」「きんぎょがにげた」「おやすみなさいおつきさま」などなど、ぼろぼろでも今でも大切にとっている絵本もあります。
「はらぺこあおむし」はふたごが大好きで、歌を歌いながら読んでいて、ぼろぼろになったら買いなおして…3冊目まで買いました。
夜ごはんの後から、寝るまでの時間に絵本に囲まれて過ごす時間が大好きでした。
1歳までの生活を振り返って「後悔していること」
良かったことの半面、後悔やそんなに意識しなくてもよかったよなぁと感じていることもあります。
マグマグまで頑張ったんだから、コップは共有しない
2歳ごろまで、水分の補給や食事で、食器を共有しないようにとても気を付けていたのに、下の子が妊娠して、産まれた頃くらいから、水筒やコップをどっちが飲んだか、それぞれに分けて使うことに気を抜き始めてしまいました。
じーじばーば世代も、虫歯が口からうつるということを説明してもびっくりしていて、結果、ふたごは5歳ごろに虫歯ができました。
あの頃の私に3人分の息子たちのコップの管理ができたかどうかは、わからないというか、結果できなかったのですが、それでも、最優先にしてでも管理しておけば、虫歯にならなかったのかなぁという後悔があります。
永久歯だけは、虫歯にならないように死守している今日この頃です。
アンパンマンは1日2回まで
ふたごが生後半年くらいから、ブルーレイを購入し、ずっとアンパンマンを録画しています。今ではブルーレイも2代目で、11年分のアンパンマンやジブリのアニメが録画されています。
ふたごはアンパンマンが大好きで、今でもバイキンマンのセリフを使って会話したりしますが、この頃のアンパンマンのアニメへの食いつきは本当にすごかったです。
30分くらい、身動きせず、見入ってしまう状況でした。
家事をするときなどにとても助かっていましたが、あまりTVを見せてはいけないという、誰に言われたのかわからない教訓みたいなものを守って、録画アンパンマンは1日2回まで!と決めて、私は夫にも強要していました。
私が買い物に出かけて、ふたご+夫で留守番するときなどは、ほぼほぼずーっとアンパンマンを見せていたと思います。
そこまで厳しく管理する必要があったかどうかは疑問です。
なんなら、末っ子が見ている、YouTubeや任天堂switchやfirestickなどを考えると、そこまで守る必要もなかったようにすら感じます。。
次回予告
次回は、ふたごが1歳半~2歳半のエピソードを紹介していきます。
私が末っ子を妊娠・出産する時期なので、やっと末っ子も登場します。
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