ふたご育児

【エピソード4】田舎ワンオペ育児スタート

離れて暮らしていたので、当たり前なのかもしれませんが、

夫が3日に1日は泊まりの仕事なので、仕事に朝出かけて、次の日午前中に帰ってきたら、午後から寝る。休みの日は、午前中寝て、昼から買い出しや家のことも手伝ってもらうけど、慣れない家事や育児はとてもぎこちない。。そして、また仕事に行く。という感じなので、田舎に嫁いで、家事や育児をほぼひとりでこなさなければいけない日々が始まりました。

嫁&育児初心者の私としては、とても大変で、愚痴る友達もいなくて、義理の母が料理を持参してくれたり、買い出しや、庭の草刈りなどなど、たくさんサポートしてくれました。

そんな中、大事件が起きるのです、、、

携帯で撮った子どもたちの写真の整理やバックアップについて、後半に紹介しています。

夫のもとへ引っ越し

借家

引っ越しする家は、築20年の借家で、12帖が3部屋+ダイニング+浴室+トイレ+4畳半の和室という、結構大きな素敵な家でした。

夫の実家がある集落は、なかなか空き家がみつからないこともあり、

子どもたちが生れる頃には家を借りてくれていて、住む場所も決まっていました。

義理の両親がたくさん掃除もしてくれて、居心地よく住めるように、購入した家具なども事前に送って、設置してくれていました。

移動はフェリー

万全の体制で、車も乗せて、フェリーで私の両親や妹たちも一緒に嫁ぎ先に向かいました。

集落から車で1時間かかる港に、夫や義理の両親が迎えに来てくれていて、みんなで借家へむかったのを覚えています。

鯉のぼりを母が購入してくれていて、着いたら、玄関先に竹を使ってあげてくれました。

一週間経過

母と妹とさようなら

両親や妹たちと嫁ぎ先を観光しながら、あっという間に一週間が過ぎ、さよならの日が訪れました。

港まで送っていき、帰り道に不安そうな私を心配してか、義理の母がケーキ屋さんによってたくさんケーキを買ってくれました。

親戚などたくさんのお客さん

私の知らない人が私のことを知っている田舎

さて、それから怒涛の日々が始まりました。

朝9時にはお客さんが「ピンポーン」とインターフォンを鳴らしてきます。

ふたごを一目見ようと、お祝いをもって訪ねてくる人がつきませんでした。

夜中もふたごの授乳で眠ったか起きてたのかよくわからない状態の私が、8時には起きて、掃除機をかけて、着替えて、洗濯機をまわしておかなければいけませんでした。

インターフォンを鳴らしてくれる人は、まだましで、玄関のドアをガラガラと勢いよく開け「おーい」といいながら勝手に上がってくる人もたくさんいました。

そんな初めて会うお客さん達に、お茶を出して、話を聞いて、子どもがぐずったらその人たちが帰って、やっと自分とふたごの時間が来たかと思ったら、また誰か来る・・・という繰り返しでした。

家事って大変

そんな中、広い新居の家事をこなすのはとても大変でした。

掃除機をかけたり、布団を干したり、畳んだり・・・

大量の洗濯物を干したと思えば、屋根がないので雨が降ってびしょ濡れで、洗濯しなおしということも多々ありました。

ふたごを連れて買い出しに出かけたり、コンビニもない田舎なので、3食+夫の仕事に持参するお弁当を作りました。

そして、爆食ふたごの離乳食作りも始まったのです。

ふたごと散歩

ふたごは、引っ越してから、寝返り移動をするようになって、その後ハイハイもし始めました。晴れた日には、ベビーカーで散歩していると、まだ顔がわからない近所の人がたくさん声をかけてくれました。

話し相手

近所のおばあちゃんと向かいに住むおじいちゃん

嫁いでから1年くらいは、集落に住む親せきの方々の顔と名前が一致していなかったと思います。

普段ほとんど家からでることもなく、子育てと家事で引きこもっていたので、友達もできませんでした。

そんな私の話し相手は、近所のおばぁちゃんと向かいに住むおじいちゃんでした。

近所のおばぁちゃんは、よく「あんたは大変だけどよくやってるねぇ~えらいねぇ~」と声をかけてくれました。そして、ふたごの名前を毎回、間違えて呼んで抱っこしてくれるのでした。

向かいに住むおじいちゃんは、我が家の窓越しに、よくふたごを覗きにきました。

泣き声が聞こえると、泣き顔をみに、笑い声が聞こえると、笑い顔をみに・・・そして、私にジュースやお菓子をくれました。

どちらも、すっぴんでへとへとな私を気遣っていつも励ましてくれる、私にとっては癒しでした。

乳幼児健診で会うママ友

それでも、近所の人に愚痴をいう訳にもいかず、大変なことは電話で母や妹に話していました。今思えば、ふたごの乳幼児健診で話しかけてくれた人はたくさんいました。

幼稚園入園などで後々お友達になるママ友が、「どうやって二人に授乳しているの?」と話しかけてくれたそうですが、検診中も私はふたご+荷物をひとりで抱えて、いっぱいいっぱいだったのです。

夫とふたご

さてさて、私から見たらワンオペ育児なのですが、夫も全く何もしていなかったわけではありません。ゴミ出しや、食器の片付けなど、家事も少しは協力していました。

お風呂

普段は私とふたごの三人で入るお風呂も、ふたごがハイハイし始めた頃から、夫がいる日は夫が一人ずつお風呂にいれていました。

しかし、、、

まず夫がお風呂に入る、そして自分の体を洗ったら呼ぶので、私が一人脱がして渡す、そして、洗って流したら、私が受け取って着替えさせてから、もう一人渡す、そしてまた私が受け取って服を着せるという、本当に体を洗って流すだけのお風呂入れでした。

これでは、私一人でいれてるときのほうが楽なんだけど、、、

と思っていたので、ふたごが歩けるようになってからは、夫がふたごと3人でお風呂に入って出て着替えまでできるように、徐々にお願いしていきました。

三人で入浴してくれると、私が夕食を作る時間を確保することができました!

食事

ふたごも離乳食が始まると、ものすごく食べました。

お粥をつぶしてペーストにしたのが大好きで、離乳食が2食になったタイミングで、ブレンダーを購入しました。

お味噌汁の味噌を入れる前の野菜や豆腐など、本当によく食べてくれていて、作るのに精いっぱいでした。

ふたつのことを同時にしたくない夫は、ふたごが食事をしているときは、自分は一緒に食事はできないといって、ふたごと私が食事を終わってから一人でたべることが増えました。

私は、ふたごが食事中に食べないと、食後はふたごの着替えや掃除など、次々に家事がまちうけているので、自分もふたごと同時に食事をしていました。

睡眠

ふたごは夜泣きがひどいわけではなかったのですが、授乳のタイミングが重なり、うまく授乳ができなかったりするとよく泣きました。

抱っこして寝かしつけをしていても、泣き疲れて寝ることもしばしばありました。

しかし、夫が抱っこして寝かせようとしても、全然寝ませんでした。

私に抱っこしてもらうのを待っているかのように、私が抱っこすると寝るのです。

なので、私が抱っこして一人寝かせて、それまで夫が抱っこして待っているということも多々ありました。

結局、夫は次の日が仕事だと、ふたごの夜泣きでよく眠れないから、、、と別の部屋で寝ることになっていきました。

結果、今も子どもたちと私は寝室が同じですが、夫とは別です。

夫の実家

スープの冷めない距離

夫の実家は同じ集落なのですが、車で5分くらい、歩くと30分くらいの程よい距離でした。

嫁いですぐの頃は、義理母が夫の仕事の日は泊まることもあったのですが、それは私が全然眠れないのでお断りしました。

しかし、夜ご飯を届けてくれたり、一度、ゴキブリがキッチンに出たときは、義理の父に電話するとすぐに退治してくれたこともありました。

なので、結果的に、義理の両親が近くにいてくれて、本当に助かりました。

今でも感謝でいっぱいです。

大事件「ケータイが壁に埋まる」

こうやって記事を書いていくにあたって参考にしているのが、過去の写真やこども達の連絡帳などなどなのですが、ふたごが生後半年から1歳ごろまでの写真が異様に少ないです。

毎日写真を撮って、実家や義理実家のお便りフォトに送っていたのに、、、

ということで、ある事件を思い出しました。

ふたごが携帯を充電していると口に入れて危ないので、和室の壁の上のクーラーを設置するはずのコンセントを使用していたときのこと、壁の隙間にスマホが入って、充電器から外れて取れなくなりました。

Amazonフォトhttps://amzn.to/3JfswdIに自動でバックアップされていたものがあったのと、スマホの容量が圧迫していたので、奇跡的にも嫁ぐ前の写真はHDDに移行していました。

壁を壊して取り出したい気持ちが溢れましたが、やむなく、新しいスマホを購入することになりました。

毎日撮っているふたごの写真が全部なくなってしまっていたら・・・と考えると、今でも悲しくなります。

写真のデータ整理の方法

ということで、それからはGoogleフォトhttps://www.google.com/intl/ja/photos/about/

に自動でバックアップされるように設定し、今では容量が足りなくなったので有料で容量が増えても大丈夫なようにしています。

こういった私の経験から、スマホ写真のデータ整理が苦手な方や面倒な方は、是非とも自動バックアップをお勧めします。

写真の記録方法

しかも、それではなかなか見返すことがないので、私は「TOLOT」https://tolot.com/?from=instaというアプリで、毎年1冊、旅行などイベントがあるとその度に、フォトブックを作成しています。

家でプリンターから印刷をしていた時期もありますが、インクを買ったり、アルバムを買ったりと手間がとてもかかるので、必要な時にGoogleフォトから1枚づつ印刷するようにして、普段のアルバムはフォトアルバムを家に置いています。

次男がアルバムを見るのが好きなので、ネット印刷でフォトアルバムを制作していて良かったと思うので、これからも続けていこうと思っています。

次回予告

次回は、ふたごが1歳の誕生日の様子と、そこから半年のエピソードを紹介していきます。

Instagramで記事更新をご案内していますので、是非、フォローよろしくお願いします☆

ABOUT ME
ソライロ
発達障害(自閉症)双子の男子とその弟を育てている母